上左アクセント
 
対話徒手療法について 対話徒手療法について

 ホーム > 対話徒手療法

根本から「治ってゆく」秘訣

治療のしくみ

対話徒手療法とは「自然であること・あたりまえであること」に重きを置き、本来身体に備わっている治癒力を最大限に引き出す治療法です。

遺伝性疾患を除き、ほとんどの身体の不調は筋肉への血液循環障害による酸素不足よるものであり、その主因は様々な機械的・心理的なストレスによる筋肉の過緊張であると考えます。当院では、指や手掌で筋肉と対話をしながら全身の緊張を緩め血液の循環障害を改善 ⇒ 細胞に充分な酸素が届く状態をつくり、自然治癒力を高める治療を施します。

筋肉を構成する筋線維には毛細血管が張り巡らされ、身体の各細胞に酸素と栄養を供給しています。
筋肉が過緊張の状態にあると血行障害が起き、各部の細胞に十分な酸素と栄養が行き届かなくなります。( ⇒ 治癒能力が正常に発揮出来なくなるため、本来なら治るものも治らない状態が続く)
つまり、筋緊張を調整して「本来あるべき、あたりまえの状態」に戻してやることで、各部の細胞に酸素と栄養が行き届き、治癒させるとともに再発しにくい体質に近づけてゆくことが出来るのです。


施術方法

対話徒手療法は、しくみや内容は全く異なりますが、外観はマッサージに近いものです。また広く行われている整体術と異なる特徴として、筋肉に焦点をあて、低刺激を中心とした施術を行う点、不調箇所のみではなく、一見関係の無さそうな部位を含めた全身に対して施術を行う点が挙げられます。

 

筋肉は筋連結といわれる構造を持っており、身体の各部位は相互に影響を及ぼし合っています。血行改善のためには筋緊張を緩めることが不可欠ですが、部分的な治療では効果が期待できず、一度に全身の筋肉を緩める必要があるのです。

例えば、足首の捻挫をした患者さんは、怪我をした方の脚をかばうため、股関節や腰の筋肉が硬くなります。
すると背中の筋肉に影響がおよび、生じたアンバランスは、首の筋肉に悪影響を与え、ひいては、頭痛を起こします。
よって、首が痛い、片頭痛がする・・・という自覚症状に対して、首の筋肉だけを治療しても(部分施術)根本的解決にはなりません。

このため、一度の治療にも相応の時間を必要とします。(※目安としては2時間とお考え下さい)


治療期間

対話徒手療法では、丁寧に時間をかけて筋緊張の調整をしていきます。その人の症状によりますが、体感するには数ヶ月、場合によっては年単位で根気よく続けてゆく必要があります。

例えばダイエットや筋力トレーニングでも、無理なく身体に変化が現れるのには一定の期間を必要とします。成果を急ぐあまり、極端な食事制限や激しすぎるトレーニングを行うと、体調不良や故障のもととなります。身体の持つ、自然なリズムに逆らってはならないのです。

(対して、強刺激でのマッサージは、直後の爽快感を得ることが出来ます・・が、それを長期間続けておられる方は、筋繊維が潰れたように固まってしまい、筋繊維に良くない「癖」がついてしまっています。この場合、本来の自然な状態に戻すだけでも、相応の期間が必要になってきます。)


治療間隔

当院では (個人差はありますが)最初の2~3ヶ月は2週間に1回、その後は月に1回の治療で進めてゆきます。

対話徒手療法に限らず、あらゆる手技療法の施術回数は少ないに越したことはありません。身体に刺激を入れるということは、少なからず身体を傷つけることにもなるからです。細胞の大きさはミクロレベルです。指や手などの大きなもので、たとえ軽くとも刺激を入れられれば、細胞は傷を負ってしまいます。この細胞の回復のために、必ず何もせず待つ時間も必要となってきます。

例えば膝をすりむいたとしましょう。傷が治るためには血が止まり、かさぶたができ、かさぶたが取れるには、約2週間が必要です。その期間に、3日おき、あるいは毎週すりむくことを繰り返していけば傷が治ることは永久に無いでしょう。つまり、身体本来の自然治癒力を生かすべく、最低2週間の治療間隔をあけなければなりません。


刺激強度

対話徒手療法では、当初はあたりまえに低刺激でアプローチし、筋肉が許してくれる範囲で徐々に刺激を強めて治療をすすめていきます。これも、身体の持つ自然なリズムに逆らわないという原則に則っています。

よく『マッサージが癖になる』という言葉がありますが、硬いからといって無理やり強刺激を入れれば、身体は緊張(防衛)をより強化します。すると、次回の治療では強化された緊張(防衛)を破るため、さらに強刺激を必要とし・・・結果、筋肉は緊張(防衛)をどんどん強化しさらに硬くなり、際限の無い強刺激を求めるがゆえに癖になってしまうというわけです。

また、犬や猫のような動物が強刺激を受け続けることは通常あり得ません。噛みつくかあるいは逃げ出すでしょう。つまり、強刺激の治療は人間を含めた動物にとってはなはだ不自然であるといえるでしょう。


予約について

対話徒手療法では1日3人を限度とし、マンツーマンで治療します。 1回あたりの施術には2時間余りを要します。その間、絶えず筋肉との対話を繰り返すため、施術師は体力・集中力ともに激しく消耗します。

このような施術上の特性から、完全予約制としております。恐れ入りますが、よろしくご了承をお願い致します。

(TEL: 052-801-0790 治療受付時間: 10時~20時【受付時間外の施術、ご相談下さい】土日診療OK)

※キャンセル料は頂戴しておりませんが、原則としてキャンセルは出来ないものとお考えください。何卒、ご理解・ご協力頂ければ幸いです。


 
▲ページトップへ